Instagramで毎日投稿しても新規が来ない理由。必要なのは投稿ネタではなく、店の軸づくり

サイト設計

毎日投稿している。ストーリーズも欠かさない。リールも試した。
それなのに、反応するのはいつも同じ顔ぶれで、新しいお客さんにつながっている実感がない。

もしそうなら、原因は投稿の頻度でも、写真の質でもないかもしれません。
Instagramの表示の仕組みから、順番に見ていきます。

フィードは、投稿順には並んでいない

フィードとは、Instagramを開いたときに最初に流れてくる、あの画面のことです。

ここに並ぶ投稿は、投稿された順ではありません。
Instagramが「この人に合いそうだ」と判断したものから、順に表示されています。

仕組みを大づかみに言うと、こうです。

  1. フォロー先などから表示候補の投稿を集める
  2. 見る人が普段、何に関心を示しているかを照らし合わせる
  3. 「この投稿に反応しそうか」を予測する
  4. 予測をもとに点数をつけ、表示順を決める

つまりInstagramは、投稿そのものではなく、投稿と見る人の「関係」を見ています。

どれだけ丁寧に作った投稿でも、「誰に関係がある投稿なのか」が機械にも人にも読み取れなければ、新しい人のフィードには上がってきません。

「同じ人ばかりが反応する」は、サインです

既存のフォロワーは、すでにあなたの店を知っています。
だから多少あいまいな投稿でも、文脈を補って読んでくれます。

新規はそうではありません。
その投稿だけを見て、「何の店か」「自分に関係があるか」を一瞬で判断します。

いいねの顔ぶれがずっと変わらないのは、発信の意味が、店を知らない人にはまだ届く形になっていないサインです。

ここで多くの店が、投稿数を増やす方向に行きます。

でも、関係が読み取れない投稿は、何枚重ねても読み取れないままです。
量の問題ではなく、構造の問題です。

整える順番は、投稿の手前にある

では何を整えるのか。投稿の書き方より手前に、3つあります。

① この店は何のための店か 何を売るかではなく、何を渡したい店なのか。

② 誰に来てほしいのか 「みんな」ではなく、どんな人に届いてほしいのか。

③ その人にどうなってほしいのか 買って終わりではなく、どんな変化を渡したいのか。

この3つが言葉になっていると、投稿は迷わなくなります。 逆に、ここが空白のまま投稿テクニックだけを足すと、上手いけれど誰のものでもない発信ができあがります。届かないのは、それが理由です。

軸は、新しく作るものではなく、すでに店の中にある

「軸を言葉にしましょう」と言われて、白紙から書ける人はほとんどいません。
それでいいのです。軸は、ひねり出すものではないからです。

今扱っている商品。それを選んだ理由。お客さんに届けて嬉しかった瞬間。 そこにはすでに、あなたの選び方の癖・・・つまり価値観が、繰り返し現れています。

それを観察して拾い、言葉にしていくと、 お店の軸 → 信念 → 理念 → 投稿の軸 という一本の線がつながります。

理念まで言葉になれば、Instagramで何を発信すべきかは、理念に照らして判断できるようになります。毎回ゼロから「何を投稿しよう」と考える状態から、少しずつ抜けられます。

この続きを、手を動かして進めたい方へ

この「観察して拾い、理念の一文まで言葉にする」工程を、書き込み式のワークテキストにまとめました。noteにてPDFで販売しています。

「InstagramやSNSで何を投稿すればいいですか?」の前に考える、店の軸づくり|新しや|事業の言語化とWeb構築|あらいみはる
「何を投稿すればいいですか」 お店の支援をしていると、この質問を本当によく受けます。 そして私は毎回、すこし答えに困ります。 聞かれているのは、たぶん「正解の投稿ネタ」です。 リールがいいのか、何時に投稿すればいいのか、ハッシュタグは何個か…

また、講師のフィードバックを受けながら直接進めたい方向けに、少人数の講座も行っています(広島県福山市近域)。

少人数勉強会について
少人数勉強会について少人数勉強会は、参加者それぞれの事業や活動を題材にしながら、言葉・導線・顧客視点を整理していく実践型の勉強会です。一方的に話を聞く講座ではなく、実際に手を動かしながら、自分の事業に必要な視点を持ち帰っていただく形式です。…

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あらいみはる

事業やブランドの奥にある意図を読み解き、サイト・発信・導線として外に届く形へ整える設計支援をしています。

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