毎日投稿している。ストーリーズも欠かさない。リールも試した。
それなのに、反応するのはいつも同じ顔ぶれで、新しいお客さんにつながっている実感がない。
もしそうなら、原因は投稿の頻度でも、写真の質でもないかもしれません。
Instagramの表示の仕組みから、順番に見ていきます。
フィードは、投稿順には並んでいない
フィードとは、Instagramを開いたときに最初に流れてくる、あの画面のことです。
ここに並ぶ投稿は、投稿された順ではありません。
Instagramが「この人に合いそうだ」と判断したものから、順に表示されています。
仕組みを大づかみに言うと、こうです。
- フォロー先などから表示候補の投稿を集める
- 見る人が普段、何に関心を示しているかを照らし合わせる
- 「この投稿に反応しそうか」を予測する
- 予測をもとに点数をつけ、表示順を決める
つまりInstagramは、投稿そのものではなく、投稿と見る人の「関係」を見ています。
どれだけ丁寧に作った投稿でも、「誰に関係がある投稿なのか」が機械にも人にも読み取れなければ、新しい人のフィードには上がってきません。
「同じ人ばかりが反応する」は、サインです
既存のフォロワーは、すでにあなたの店を知っています。
だから多少あいまいな投稿でも、文脈を補って読んでくれます。
新規はそうではありません。
その投稿だけを見て、「何の店か」「自分に関係があるか」を一瞬で判断します。
いいねの顔ぶれがずっと変わらないのは、発信の意味が、店を知らない人にはまだ届く形になっていないサインです。
ここで多くの店が、投稿数を増やす方向に行きます。
でも、関係が読み取れない投稿は、何枚重ねても読み取れないままです。
量の問題ではなく、構造の問題です。
整える順番は、投稿の手前にある
では何を整えるのか。投稿の書き方より手前に、3つあります。
① この店は何のための店か 何を売るかではなく、何を渡したい店なのか。
② 誰に来てほしいのか 「みんな」ではなく、どんな人に届いてほしいのか。
③ その人にどうなってほしいのか 買って終わりではなく、どんな変化を渡したいのか。
この3つが言葉になっていると、投稿は迷わなくなります。 逆に、ここが空白のまま投稿テクニックだけを足すと、上手いけれど誰のものでもない発信ができあがります。届かないのは、それが理由です。
軸は、新しく作るものではなく、すでに店の中にある
「軸を言葉にしましょう」と言われて、白紙から書ける人はほとんどいません。
それでいいのです。軸は、ひねり出すものではないからです。
今扱っている商品。それを選んだ理由。お客さんに届けて嬉しかった瞬間。 そこにはすでに、あなたの選び方の癖・・・つまり価値観が、繰り返し現れています。
それを観察して拾い、言葉にしていくと、 お店の軸 → 信念 → 理念 → 投稿の軸 という一本の線がつながります。
理念まで言葉になれば、Instagramで何を発信すべきかは、理念に照らして判断できるようになります。毎回ゼロから「何を投稿しよう」と考える状態から、少しずつ抜けられます。
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この「観察して拾い、理念の一文まで言葉にする」工程を、書き込み式のワークテキストにまとめました。noteにてPDFで販売しています。

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