横文字でぼやけた言葉を、届く日本語に戻す用語集
横文字が悪いのではなく、伝わらないまま使うことが問題
マーケティングや発信の話になると、横文字がたくさん出てきます。
インサイト、ペルソナ、エンゲージメント、コンバージョン、ブランディング。
言葉自体が悪いわけではありません。
けれど、意味がわからないまま使うと、考えているようで考えられていない状態になります。
新しやでは、こうした言葉を一度、日本語に戻して考えます。
横文字翻訳表
発信・SNSまわり
| 横文字 | わかりやすい日本語 | 要するに |
|---|
| アルゴリズム | 表示の仕組み | SNS側が何を見せるか決めるルール |
| インフルエンサー | 影響力のある発信者 | この人が言うなら人が動く人 |
| インプレッション | 表示された回数 | 何回画面に出たか |
| エンゲージメント | 反応の深さ | いいね・コメント・保存・関心 |
| オーディエンス | 見てくれている人 | 読者・視聴者・ファン |
| クリエイターエコノミー | 発信者が自分の力で稼ぐ仕組み | SNSや作品で仕事を作る世界 |
| コミュニティ | 関心でつながる集まり | 濃い読者・仲間・参加者 |
| コンテンツ | 発信物・読み物・動画・投稿 | 人に見せる中身 |
| コンテンツマーケティング | 役立つ発信で信頼を作る集客 | 売り込みより先に信頼を積む |
| デジタルネイティブ | ネットに慣れて育った人 | ネット感覚が自然な人 |
| プラットフォーム | 発信や販売の場 | note、Instagram、YouTube、自社サイトなど |
| リーチ | 届いた人数 | 何人に見られたか |
ブランド・言葉づくりまわり
| 横文字 | わかりやすい日本語 | 要するに |
|---|
| コンセプト | 中心になる考え | 何を軸にするか |
| ストーリー | 背景・物語 | なぜそれをやるのか |
| 差別化 | 違いを出すこと | 他と何が違うか |
| ナラティブ | 語られ方・共有される物語 | 周囲も含めて生まれる文脈 |
| パーソナルブランド | 個人としての信頼や印象 | 「この人だから頼みたい」 |
| パーパス | 存在意義 | 何のためにあるか |
| ビジョン | 目指す未来 | どこへ向かうか |
| ブランド | その人・会社らしさへの信頼 | 名前を聞いて浮かぶ印象 |
| ブランディング | らしさと信頼を整えること | どう見られたいかを設計する |
| ポジショニング | 立ち位置 | どの場所で選ばれるか |
| ミッション | 使命 | 何のためにやるか |
| USP | 独自の強み | その人・商品だけの売り |
顧客理解・マーケティングまわり
| 横文字 | わかりやすい日本語 | 要するに |
|---|
| インサイト | 本人も言語化できていない本音 | 奥にある動機 |
| カスタマージャーニー | 顧客の行動の流れ | 知ってから買うまでの道筋 |
| ターゲット | 届けたい相手 | 誰に向けるか |
| タッチポイント | 接点 | 相手と出会う場所 |
| ニーズ | 必要としていること | 相手が困っていること |
| バリュー | 価値 | 何が役に立つか |
| ファネル | 購入までの流れ | 知る→興味→検討→購入 |
| ベネフィット | 得られる良い変化 | 買った後どうよくなるか |
| ペルソナ | 具体的な想定相手 | その人像を細かくしたもの |
| リード | 見込み客 | これから依頼しそうな人 |
| リード獲得 | 見込み客を集めること | 問い合わせ前の人を増やす |
数値・広告・成果指標まわり
| 横文字 | わかりやすい日本語 | 要するに |
|---|
| コンバージョン導線 | 申し込みまでの道筋 | 見た人を行動につなげる流れ |
| トラフィック | 訪問数・流入 | どれだけ来たか |
| CPA | 1件獲得する費用 | 1人のお客さんを得るのにかかったお金 |
| CTA | 行動を促す言葉やボタン | 「申し込む」「相談する」など |
| CV | 成約・申込・購入 | 望む行動をしてもらうこと |
| CVR | 成約率 | 見た人のうち何人が申し込んだか |
| KGI | 最終目標の数字 | 最終的に達成したい成果 |
| KPI | 途中で見る指標 | 進んでいるか見る数字 |
| LTV | 顧客が長く払ってくれる総額 | ひとりのお客さんとの長い関係の価値 |
| ROI | 投資に対する見返り | かけたお金に対して戻った成果 |
事業・収益まわり
| 横文字 | わかりやすい日本語 | 要するに |
|---|
| アライアンス | 協業 | 一緒に組むこと |
| オンラインサロン | 有料の集まり | 月額制のコミュニティ |
| キャッシュポイント | お金が入る場所 | どこで売上が立つか |
| グロース | 成長 | 伸ばすこと |
| グロースハック | 工夫して成長させること | 小さく試して伸ばす |
| サブスク | 月額・定額制 | 毎月払う仕組み |
| 収益モデル | 稼ぎ方の仕組み | 何を売ってお金にするか |
| スケール | 拡大する | 大きくする |
| セールス | 販売・営業 | 売ること |
| デジタル商品 | ネットで売る商品 | PDF、講座、テンプレートなど |
| パッケージ化 | 売りやすくまとめること | メニューとして形にする |
| パートナーシップ | 協力関係 | 一緒に進める関係 |
| マネタイズ | 収益化 | お金になる形にする |
| メンバーシップ | 会員制 | 入った人だけが受け取れる場 |
| リリース | 発表・公開 | 世に出すこと |
| ローンチ | 公開・販売開始 | 出すこと |
Web・サイト設計まわり
| 横文字 | わかりやすい日本語 | 要するに |
|---|
| オウンドメディア | 自社・自分の発信媒体 | 公式サイト、ブログ、noteなど |
| ケーススタディ | 事例紹介 | 実際どうだったか |
| クラスターコンテンツ | 関連する子記事 | 親記事を支える深掘り記事 |
| ゼロクリック | 検索結果だけで完結すること | サイトまで来てもらえない現象 |
| ピラーコンテンツ | 中心になる親記事 | 大きな柱の記事 |
| ホワイトペーパー | 資料・レポート | ダウンロード用の説明資料 |
| AIO | AI検索に拾われやすくすること | AIに理解される発信設計 |
| LP | 申込・販売用の1枚ページ | 売るためのページ |
| SEO | 検索で見つかりやすくすること | Google対策 |
| UI | 画面や操作部分 | ボタン・文字・見た目 |
| UX | 使う人の体験 | 使ってどう感じるか |
制作・運用・仕事の進め方まわり
| 横文字 | わかりやすい日本語 | 要するに |
|---|
| アウトプット | 出したもの | 成果物・発信・資料 |
| アサイン | 担当させる | 誰がやるか決める |
| アジェンダ | 議題 | 今日話すこと |
| アセット | 資産 | 後から効いてくるもの |
| インプット | 入れた知識 | 学び・情報収集 |
| エビデンス | 根拠 | そう言える理由 |
| オペレーション | 運用 | 日々どう回すか |
| コミット | 責任を持ってやる | やり切る姿勢 |
| 座組み | 関係者の組み合わせ | 誰と誰でやるか |
| シナジー | 相乗効果 | 組むことで良くなること |
| スキーム | 仕組み | どう回すか |
| ステークホルダー | 関係者 | 影響を受ける人・関わる人 |
| タスク | 作業 | やること |
| チューニング | 微調整 | 合うように整える |
| ナレッジ | 知見 | やって得た知識 |
| ノウハウ | やり方 | 実践的な知識 |
| ファクト | 事実 | 実際に確認できること |
| フィードバック | 感想・改善意見 | 返ってきた反応 |
| フレームワーク | 考える型 | 整理の枠組み |
| ブラッシュアップ | 改善する | より良く直す |
| メソッド | 方法論 | 再現できるやり方 |
| リソース | 人・時間・お金・労力 | 使える力 |
| ロードマップ | 進行計画 | どの順番で進めるか |
| ワークフロー | 作業の流れ | どういう順番で進めるか |
働き方・価値観まわり
| 横文字 | わかりやすい日本語 | 要するに |
|---|
| インクルージョン | 包摂 | 排除せず受け入れること |
| ウェルビーイング | 心身が健やかで満たされていること | いい状態で生きること |
| ウェルネス | 心身の健康・整え | 健康、美容、暮らしの整え |
| エシカル | 倫理的 | 人や環境に配慮している |
| キャリア | 仕事人生 | どう働いていくか |
| サステナブル | 持続可能 | 無理なく続く |
| サードプレイス | 家でも職場でもない居場所 | 自分に戻れる場所 |
| セルフブランディング | 自分の見せ方を整えること | 自分をどう認識してもらうか |
| セルフプロデュース | 自分の活動を設計すること | 自分で自分を売り出すこと |
| ダイバーシティ | 多様性 | いろんな人がいること |
| フリーランス | 個人で仕事を受ける人 | 会社に属さず働く人 |
| プロフェッショナル | 専門家 | お金をもらえる水準の人 |
| マインドセット | 考え方の癖 | 物事の受け止め方 |
| ライフスタイル | 暮らし方 | どう生きているか |
| リモート | 遠隔・在宅 | 場所を離れて働く |
| レジリエンス | 回復力 | 折れても戻る力 |
言葉をわかりやすくすることは、考えを浅くすることではない
難しい言葉を使うことと、深く考えていることは違います。
むしろ、本当に考え抜いたものほど、相手に届く言葉へ戻す必要があります。
発信設計とは、言葉を飾ることではなく、
誰に、何を、どう届かせるかを整えることです。