Case Study
すごい実績より、どう読み解き、どう整えたか。
Petit Charmant様の実店舗支援事例。表面の商品ではなく、店主が大切にしていた思想を読み解き、商品・空間・接客に一貫して反映した支援の記録です。
ヨーロッパの雰囲気漂う、レンガ通りにあるPetit Charmant 様
Petit Charmant様は、表向きにはキッズ服のリユースを前面に打ち出したお店でした。
けれど、実際にお話を伺い、商品や接客の様子を見ていく中で見えてきたのは、その奥にある別の軸でした。
「一度役目を終えたものに、再び役割を与えること。」
「ものを、めぐらせていくこと。」
店主が本当に大切にしていたのは、再生・循環という思想だったのです。
商品を見るだけでなく、会話が生まれやすい空間づくりを提案
この軸が見えた時点で、支援の方向性が決まりました。
「リユース=安い中古品」として見せてしまえば、この店が本当に持っている価値は伝わりません。
むしろ、取扱商品の基準に「そこにある想い」を重視した、コンセプトショップ・セレクトショップとして位置づけ直す必要がありました。
この読み解きがあったからこそ、具体的な施策の意味が変わります。
古着に前の持ち主の想いを添えたブランドカード。
絵本交換会で、前の持ち主の感想やおすすめの言葉を添える仕組み。
これらは単なる装飾や販促のアイデアではなく、
「めぐる」
「手渡す」
「想いごと次へつなぐ」
という店の根本にある思想を、お客様が体感できる形に翻訳したものでした。
商品ごとに背景を伝える仕組み
商品は、物として並べるだけでは選ばれにくいことがあります。
なぜこの商品を扱っているのか。
どんな背景があるのか。
どんな人に届いてほしいのか。
そこが伝わることで、商品は単なる物ではなく、選ぶ理由のあるものになります。
この支援の核心は、店頭を整えることそのものではなく、お店がすでに持っていた「中古品ではなく、想いを次へつなぐ場所である」という自己理解を言葉にし、商品・空間・接客のすべてに一貫して反映させたことにありました。
行ったこと
- 対話を通じた、事業の根底にある思想の読み解き
- 「リユース」から「想いをつなぐコンセプトショップ」への位置づけの再定義
- 商品カード・説明文の考え方の提案
- 絵本交換会における言葉の添え方の提案
- 店内で滞在や会話が生まれやすい場づくりの提案
- 商品・空間・接客を通して思想が一貫して伝わる導線の整理
店舗情報
Petit Charmant(プチ シャルモン)
所在地:〒720-0053 広島県福山市大黒町2-13
営業時間:11:00〜17:00(金曜・土曜)
定休日:月曜・火曜・水曜・木曜・日曜
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